『イヤイヤ期で頑張りすぎるお母さんはダメ!手抜きを覚えることで子どもが将来自立したしっかり者になる理由』
こんにちは、幼児教育を学び幼稚園教諭免許、保育士資格を持ち、3人の子育てをした経験から、育児に関する悩みを解決していきたい、マッキーです!
今回は『イヤイヤ期で頑張りすぎるお母さんはダメ!手抜きを覚えることで子どもの将来が自立したしっかり者になる理由』についてお話します。
今絶賛イヤイヤ期真っ只中のお父さんお母さんお疲れ様です。
なかなかいうことを聞いてくれない子どもにイライラして、どうすればイヤイヤ言わせずに穏やかに話をしてくれるのか悩み中だと思います。
イヤイヤ期と言えば「子どもがやりたいことをやらせてあげましょう」とか、「自己表現がまだ不十分なので気持ちを汲んであげましょう」とかで子どもに寄り添って悩んでいることと思います。
今回は真逆の話をしたいと思います。
子どもに寄り添い過ぎていませんか?
子どもの気持ちを汲み過ぎて、お父さんお母さんが疲れ切っていませんか?
一生懸命子育てしなきゃと、気負いすぎて頑張り続ける事に疲れて、一人の時間が欲しいと感じているお父さんお母さんは多いと思います。
でも、それだけ疲れていてもなお、子育てに休憩はないんです。
24時間365日常にお世話をしなくてはならないし、危険なことはないか、病気の前兆はないかなど気を張らなくてはいけないことが多すぎて親としては、自分のことより子供優先していると思います。
実はこれこそが赤信号なのです!
仕事であれば必ず休憩や、休日、有給と、お休みが取れます。
そのお休みでリフレッシュしたり、趣味に没頭したり、マッサージに行ったりと、自分自身のメンテナンスをしていることと思います。
これができれば気持ちも新たに、また仕事に立ち向かうことができるでしょう。
しかし子育てはどうでしょう。
24時間365日休みなくずっと気が張っている状態でイヤイヤ期と向かい合っています。
それなのに、自分の時間が欲しいなんて言うと、後ろめたさを感じる人までいます。
これこそが自分を追い詰めて、いつの間にか育児に対して「大変」と言うレッテルを貼り付けてしまっています。
そして結局は自分自身の限界がきていることも分からず、体調を崩したり、精神的に追い込まれたりしています。
こんな時に周囲に理解してくれる人がいればいいですが、母親が家事や育児をするのが当たり前という考え方の人が多いです。
父親でさえもサポートするだけで、主体的ではありません。
あくまでも母親の仕事と認識している人が多いのが現状ですね。
これによって育児ができなければ母親失格まで感じる人もいます。
こんなにお母さんが頑張っているのに、それが当たり前、むしろまだそれ以上に「こんなに子どもが言うことを聞かないのはお前の躾のせいだ」なんて酷いことを言われる人までいます。
母親だけで育児をしなくてもいいんです!
夫婦2人から生まれた子供ですから、どちらか一方が負担に感じているようなら、相手が助けてあげればいいんです。
それを「私がやらなきゃ、みんな他の人はきちんと母親をやっているのに、こんなことではダメだ」なんて自分で自分を追い込んでいませんか?
自分の時間を取ること、「息抜き」は決して悪いことではありません。
むしろ息抜きをした後で子どもに向かうととても愛おしく感じますし、仕事に家事に育児にと、更に前向きになれるでしょう!
これをやることによって色んなメリットが出てきます。
- 心身共にリフレッシュ
- 子どもが更に愛おしくなる
- 子育てを楽しめる
- 周囲に理解者が増える
週末だけは、この時間だけ、のようにご主人にお願いしてみませんか?
もしくは協力してくれる人がいるなら少しだけお願いをして、自分の自由な時間を取ってみて下さい。
すると自然と視界が広がり、育児に対して、生活することに対して、しんどかったマイナスの気分がプラス要素に変わっていきます。
一人で悩んでいると見えなかった部分が、同じママ友や親友、親などと話をすることで解決することもできます。
そして完璧主義の家事はやめてみましょう。
息抜きのほかに手抜きを覚えれば更に自分を追い詰めなくて済みますよ。
あれもやっておかないと、これもやっておかないと、と自分を追い詰めて1日が終わるころにはぐったりしてるなんてこと、当たり前のようになっていませんか?
「~すべき」から自分を解放してあげましょう。
「掃除は毎日すべき」「洗濯物は毎日洗って干して取り込んでたたんでしまうべき」「食事は手作りすべき」と完璧にしなくてもいいですよ。
子どもが大変な時期は掃除は汚れない程度に、洗濯も毎日たたまなくても大丈夫!食事もたまにはレトルトでも全然OK!
自分で自分の時間を作ることも大切!
少し手抜きをしてできた時間を有効的に使ってみて下さい。
息抜き、手抜きをすることで心身ともにリラックスできたり、子どもに向き合う姿勢が変わってきます。
そして完璧なお母さんは案外子どもにも完璧を求めてしまう傾向にあるので、少しくらいダメなお母さんを演じることも子どもへの影響は大きく変わってきます。
完璧主義のお母さんがもたらす子どもへの影響
- 失敗を極端に恐れる
- 予定通りに進まないと癇癪が出る
- 新しいものへのチャレンジをしたくない
- 人の顔色を伺う
- 困難に立ち向かえない
- 気位が高くなる
少し抜けているお母さんだと、子どもが逆に「自分がしっかりしなきゃ」と自然とお母さんをフォローできるようになります。
子どもが自分で物事を考えることができるようになり、自分で物事を判断できるようになります。
そして自分の事だけでなく、周囲に配慮ができるようになる、そんな子供へと成長していきます。
親がダメだと子どもは立派に成長するので、子どものためにも完璧主義はやめましょう。
自分にとって時間を作ることができ、子どもの成長にも大きく影響するのであれば、息抜き、手抜き大いに大歓迎ですよね?
少し肩の力を抜いて子育て頑張りましょう!
今日早速手抜き料理をしてゆっくりお風呂に浸かってリラックスしてみましょう!
明日からイヤイヤ期の子どもへの対応がグッと変わってくるのが分かると思います。
お母さんの笑顔が増えると自然と子どもも笑顔になるので、子どもとの生活を一緒に楽しみましょう!