イヤイヤ期の朝のグズグズ対処法
初めまして、マッキーです。
これから子育てで大変なことや、悩んでいることなど、相談できる場所として色々なシーンを紹介しながらお話しできればと思って、開設しました。
第1回目は朝の身支度をする時にグズグズ言ってなかなか準備ができない時の対処法についてお話します。
今まで泣き叫んでいた我が子が、見る見るうちに素直で「はい」とすぐにいうことを聞いてくれる子供に大変身!
お母さんの魔法の言葉でこんな子育てができれば、毎日が楽しくなりますよね?
では、どんな言葉かけ、どんな魔法の言葉があるのかをお伝えしようと思います。
お母さんみんなが体験するイヤイヤ期
第1次反抗期ともいわれるこの時期を皆さんどうやって、対処していますか?
登園時に泣いて動かない、ショッピングモールで座り込んで大声で泣く、とにかくお母さんの言うことの反対のことをするなど、どうやったらいうことを聞いてくれるのか、途方に暮れるお母さんは多いと思います。
私も3人の子育て経験者ですし、幼児教育を学んだ身としては、その大変さは痛いほど良く分かります。
私の子供は女の子ばかりで、口は達者で、自分の言うとおりにならないとすぐ手が出るような子でした。
1番上の子と下の子では6歳、歳が離れていたにもかかわらず、お姉ちゃんは自分にかまってくれないと、下の子に意地悪をしてしまうなどしていました。
兄弟あるあるの話だと思います。
そんな時、先輩お母さんからの助言で「お姉ちゃんを特に可愛がってあげないと、下の子に嫉妬しているからだよ」と言われました。
そしてお姉ちゃんを中心に子育てをすると、今度は2番目の子と下の子がグズグズ言いだす始末・・・。
結局上手いこと対処ができていませんでした。
時間に追われる朝のルーティン
朝は自分も出かける準備をしながら、子どもの準備もして、仕事に遅れないように保育園へ連れていき、職場に向かう毎日でした。
時間的に限りがある中で、朝起こして、ご飯を食べさせ、服を着させて歯磨きをする。
そんな毎日の中で、ベッドからなかなか起きてこなかったり、朝ごはんもゆっくり食べたり好き嫌いを言ったり、洋服も今日はこの服を着たくないとか、歯磨きにも時間がかかるなど、時間に追われると、お母さんもイライラしてしまいますよね。
私もそうでした!
だって仕事に遅れることは絶対NGですし、だからと言って機嫌を取りながら子どものペースに合わせるなんてしてたら、間に合いませんよね。
おそらくそういうご家庭がほとんどだと思います。
そういう時に素直に「はい」と言ってお母さんを手伝ってくれるような子供になったら、嬉しく思いませんか?
お母さんが化粧している間、自分で服を着て、下の子まで面倒見てくれる、そんな子供になってくれたら、これほど楽に朝を迎えることはありません。
「え~っ、そんなできた子なんてあり得ないよ」というお母さん!必見です。
ちょっとしたコツでそんな状況を作り上げることができます。
お母さんの変化は子どもの変化
それは、お母さんの心のゆとりなんです!
そんなこと泣き叫んでいる状況で心のゆとりなんて持てるわけないじゃない!
と、思われていることでしょう。
でも、誰でもできることですし、ちょっとした工夫で実現可能なんです。
そのちょっとした工夫というのは、「褒める」ということです。
以心伝心という言葉をご存じですか?
お母さんがイライラしていたら、子どももイライラして、その気持ちからお母さんに自分の気持ちを分かって欲しくて、泣いて訴えているのです。
子どもには自分がどうして泣いているのか、どうしてイライラしてしまうのかなんて分かりません。
お母さんも子どもがどうしてこんなに、なんでもかんでもいうことを聞かずにグズグズ言うのか分からないと思います。
だからなおさら、お互いに理解できないまま日々を暮らしていると「子育てって本当に大変、なんでうちの子はこんなにいうことを聞かないんだろう」とよその子と比較をして余計に溝を生んでしまいます。
よその子はよその子、うちの子はうちの子です。
一旦気持ちを新たに、イヤイヤ期を受け入れてみましょう。
泣いて訴えている時に何を言っても聞く耳は持っていません。
それは子どもに限らず、大人もそうです。
服を着てくれない子にたいしての声掛け
例えば今日はこの服を着るのはイヤと言って、服を投げたとします。
朝が忙しいのに投げられたら、片づけなくてはいけないですし、そこでお母さんとしてはイラっとしますよね?
でも、いいんです!そのまま投げておきましょう!
そして「じゃぁ自分の好きな服を出してごらん」と自分で行動をさせてみましょう。
自分で行動をして自分の納得のいく服を選ぶと、反抗的にはなれません。
だって自分で選んでいますから!
そして「下の子の服も選んであげて」と促します。
そこでお母さんがそれを選ぶの?と思っても口を出しません。
選んでくれたらここで思いっきり褒めてあげてください。
「〇〇ちゃんが選んでくれたから●●ちゃんが喜んでるよ~、お母さんの代わりに選んでくれたからすごい助かったよ」など行動を起こしてくれたことに対して、褒めてみて下さい。
子どもはお母さんのことが基本的に好きです。
大好きなお母さんから褒めてもらったら、また褒められたくて行動をとってくれます。
これで服を着てくれなくてグズグズ言ってる時間と、無理やりにでも服を着せる時間、そして機嫌が悪いまま登園に向かわせる時間、これが全て短縮されます。
お母さんがすべてやっていた時間を子どもができるようになり、その時間にお母さんが自分の身支度に当てることができます。
行動あるのみ!
この流れを作ることができれば、ご飯を食べることも、歯磨きをすることも応用して声掛けしてみて下さい。
朝のルーティンができれば次第に登園に対しての抵抗感もなくなることだと思います。
もちろん個人差はありますが、実行に移してやってみることと、そのまま現状を維持することでは大きく先で変わってきます。
まずはたかがそんなことで変わるのだろうかと、疑いながらでもやってみて下さい。
何も難しいことはありません。
そして朝投げられてしまった服は帰宅してから、時間があるときに一緒に片づけをしてみましょう。
お母さんと一緒にやることが嬉しいですし、何より朝の忙しい時間帯に投げ散らかされた時の心情と、帰宅してゆっくりとした時間帯での子どもの向き合い方は、気持ちの上で大きく違いますから、自分がイライラしていなければ子どもも少し気持ちに余裕ができ、泣き叫ぶことはないでしょう。
これが子どもに対するお母さんの気持ちのゆとりです!
時間が迫っている時は誰でもイライラしますし、そんなときに言うことをきかなかったらいくら可愛い我が子でも、めちゃくちゃイライラしますよね。
時間の余裕があるときに片づければ良いし、余裕がない時こそ子どもにゆっくりとした落ちついた気持ちで接してあげれると、お互いに気持ちの余裕ができてくるので、やってみて下さい。
毎日のちょっとした声掛け、ちょっとした子どもの行動を促す努力、これの積み重ねで来月もしくは1週間後、いや明日には楽になっているかもしれません。
行動を起こす起こさないの違いは、過去に振り返った時に実感すると思いますので、まずはやってみて下さいね。
まずは第1弾、朝の登園時のイヤイヤ期対処法でした。