【イヤイヤ期の買い物対策】スムーズに店内を周り買い物できる方法
こんにちは、幼児教育を学び幼稚園教諭免許、保育士資格を持ち、3人の子育てをした経験から、育児に関する悩みを解決していきたい、マッキーです!
今回は、『買い物時のイヤイヤ期対策』です。
お母さんならだれでも経験があると思いますが、スーパーなどで買い物をしている時、欲しいものの前で動かず、「泣き叫ぶ」あれです・・・。
大変ですよね。
人が見ている前でワザとなの⁉と思うくらい、大泣きです(泣)
お菓子コーナー、おもちゃコーナーで買ってくれるまで、動かず泣いて、最悪大の字になって仰向けのまま泣いています。
こうなっては他の買い物客の方の迷惑にもなるので、早くその場を離れたくて、ついつい子どもの欲しがるものを買ってしまい、その場を後にしますよね。
分かります!
私もそうでした!
私の場合、何度も続くと無理やり手を引っ張ってその場から、引き離そうとしたりもしてましたが、こんな強引な手は子どもの心の成長の妨げになるので、良くないです。
ほとんどの場合、やはり妥協して欲しいものを買っていることが多かったですね。
でも、お財布事情もありますし、買い物に行くたびに欲しいものを買い与えては、それも教育上良くないです。
そこであらゆる方法を試した末に、効果的な方法を見つけました!
買い物へ出かけても子どもとスムーズに店内を見て周り、子どもも泣くことなく一緒に買い物についてきてくれる、そんな状況になったら嬉しいですよね⁉
ある方法を試してもらえれば、店内で泣き叫んで動かなかった我が子が、とても聞き分けの良い子に180°変わります!
実はとても簡単なことですが、継続しなくてはならないのです。
ずっとやり続けることで、今の現状の子どもの姿と、今後の子どもの姿を比較してください!
このことか!と、納得してもらえるはずです。
- 子どもへの声掛け
- 約束事
- 褒めること
以上3点です。
具体的にお話ししますね。
どういう声掛けするの?
まず『声かけ』ですが、イヤイヤ期では自分の欲求を満たしたいことが、勝ってしまって抑えることや、制御することが難しいのです。
これは成長の一環で、脳の前頭前野という部分が未発達だからイヤイヤするのです。
逆に考えればイヤイヤということで、自分の好きなもの、やりたいことがだんだんハッキリしてきて、どういうことが自分にとって必要なのかを探している発達の途中なのです。
このことで、判断することができるようになり、感情のコントロールをすることができ、空気を読むこともできるようになるのです。
これが全て成長の過程なので、前頭前野が発達すると誰でも必ず、イヤイヤ期は終わります。
イヤイヤ期終了までの長いトンネルを試行錯誤しながら、対応していると思いますが、『声かけ』を日々することで、緩和します。
どんなものかというと子どもは、常に自分の欲求を満たしたくてたまらないのですから、やりたいことをやらせてあげる、子どもの要求にこたえてあげるということです。
でもできる時とできない環境がありますよね?
家では汚しても、大声出しても大丈夫ですが、外では周囲に迷惑がかかるとか考えると、簡単にはさせることができない時もあります。
できる環境であれば、なるべく本人にやらせましょう!
例えばカートを自分で押したいといえば、やらせてあげてもいいと思いますが、私はカートを運転するのが下手くそな我が子に、運転させる際カートの角を私が握って運転の補助をしていました。
この時、必ず私の手を払おうとしていましたが、『声かけ』で「カートは〇〇ちゃんにお願いするね、でもお母さんもこの角だけ運転させて」など言いながら、できないところを陰でサポートすることに注意していました。
こうすれば商品を傷つけることもなく、人に当たってしまう危険性も避けることができます。
やりたいことをやらせる代わりに、親が見えないところをサポートして、あくまでも本人が1人でやったという達成感を味わわせてあげるのです。
そうすることで泣き叫ぶとか、床に這いつくばることは減っていきましたね。
約束事ってどう話すの?
次に『約束事』です。
これは買い物をする時は決まってお菓子コーナーかおもちゃコーナーに行きますよね?
行ってしまうと自分の欲しいものを探し出します!
そして買ってくれるまでテコでも動かない状態になります。
我が家の場合、「1個だけね」「ここからここまで並んでるおもちゃの中で1つだけって約束して」など約束を事前に話をしていました。
案外これは誰でもやっていることだと思いますが、やはり効果的で大体守ってくれます。
私もこれをやっていましたが、毎回毎回この約束では、買わなくてはならないという状況に私が納得いかなくて、買わない時もありました。
「今日はお金がなくて買えないから、これだけ買ったら帰るよ」こう言っても子どもは納得しません。
「でも今日はお魚を買うお金しかないんだよね、お魚買えなかったら晩ごはんをお父さんに食べさせてあげられなくなる、どうする?」と本人に考えさせます。
これでもお菓子を優先するなら「お父さん今一生懸命お仕事してるのに、晩ごはんないなんて可哀そう!」と情に訴えかけていました。
そしてすごい褒めてあげて!
じゃあいいよと言われたところで、めちゃくちゃ『褒めます!』
「すごいね我慢することができたんだ、エライね!お父さん喜ぶよ!」と第3者が子どものとった行動で喜ぶよと伝えます。
これも、自分を認めてもらえた行為になるので、本人が意図していないところで、自分を認めてもらえることで、また成長していくのです。
大体このパターンで納得していたようです。
この積み重ねが、素直でわがままにならず、人のために動くことができる子どもに成長していく要素なのです。
約束事をしながら、色々な声掛けをして、そして親の言うことに納得してくれたら、褒める!
この3段階を常日頃からやってみて下さい!
スーパーに行った時だけでは言うことを聞いてくれません。
もしくはその時だけいい子になって、後日同じシチュエーションでもその日はいうことを聞いてくれなかったりと、その時だけの対処ではなかなか変化してもらえません。
毎日一緒に暮らしている中で、子どもはその時何をしたいのかが分かるようにならないと、イヤイヤ期は長引きそうです。
言葉で伝えることができなかったり、自分の思いが伝わらないことが大抵引き金となって、イヤイヤ期が発動します。
分かるようになると案外イヤイヤ期なんて、うちにはなかったなぁなんて感想になるかもしれません。
可愛い我が子のために、1番の理解者になりましょう!